最後です

つれづれに怪し狂おし百のネタ返り見すれば冷や汗ダク駄句
よくもまあ百も書いたもんです。自分でも感心?します。それにしても、見返してみると教養と素養のなさが一目瞭然、冷や汗が噴き出てきます。
これから暇があっても、暇は多分いっぱいありますが、もうこんな恥ずかしい駄句を作って人様の目に触れるようなことはいたしません。
今の世に狂歌なんかは流行りません。作る人もほとんどいないでしょう。スマートフォンスマホ、ミスタードウナッツがミスド、男が女に変換したような短縮形。
こんな短縮形の世の中で、一七文字で即興のきく川柳は流行りますが、後の七+七をひねり出す狂歌なんか面倒くさいし、ひねくり出すには時間も掛かります。時代に逆行しています。
出るまでにきょうか明日かとひねくるがポンとでてくりゃ何もせんりゅう 川柳が何もしなくても自然に出てくるというわけではありません。独特の技法もあり、隠した意図やうがちがあり、人間観察も行き届いて、とても面白く、庶民の機知が存分に発揮でき、しかも誰でも手軽に表現することができるので、私も大好きです。
寝ていてもうちわの動く親心 なんてのは母親の愛情の深さが下手な俳句よりよっぽど心打ちます。
雷をまねて腹掛けやっとさせ 
なんていうのは、夏の暑い日に、元気な男の子が行水か何かで裸になって大喜びで走り回っている姿が目に浮かんできます。
清盛の医者は裸で脈をとり こんなうがった見かたも笑えます。


最後に、こんなのも作りました。
今日からは興味を広げ教養を強化すべくと経典を読む   恥の上塗りでした。
こんなつまらないブログを読んでくださった奇特な方々、さようなら。これでこのブログも終わります。
きょうかから川柳にします。
教養も素養も無く恥書くを気付き狂歌ら何も川柳   またまた恥の上塗りでした。