めいさい

料金の各種めいさい問うでんわ黒く塗らぬがようりょうは得ず
東電の請求の明細書を見て、太陽光促進付加金として1kwhあたり3銭と明記してあるのですが、電源開発促進税についてはどこにも書かれていないので、東電に電話で問うてみました。
電源開発促進税は東電が国に払う税金で1kwhにつき37.5銭支払っているとのことです。その料金は基本料金に含まれているはずですが、頑なに『東京電力が国に払っている税金です』の一点張りでした。
何故、太陽光促進付加金については明記されているのに、電源開発促進税は明記されず基本料金の中に入れられているのか。また、電源開発促進税という税金を払わされ、しかもその分に対しての消費税も払わされていのは、税の二重取りになるのではないか、とさらに聞くと、電話で応答しているのが若い女の子ですから、その点については、納得のいく説明はいただけませんでした。
明細は迷彩をかけ請求し


以前に衆院の科学技術・イノベーション推進特別委員会が東電に対し、過酷事故の手順書を提出するよう要請したが、知的財産が含まれるだの安全確保・核物質防護上の問題が生じるおそれがあるだの言って、大半が黒塗りの手順書を提出している。あれだけの世界的に衝撃を与え、国民に対し未曽有の災害をもたらした事故を起こしながら、全く反省なし。開いた口がふさがらず、ご飯が食べにくかった。
九州電力では、“やらせメール”問題でも全く反省なし。第三者委員会の調査結果を、自分の都合の好い所だけ取り込んだ報告書を出した。電力会社ってのは何でも自分の都合の良いように世の中が動くと思っているのだろう。あれだけの事故を起こしながら、会社を存続させるためのスキーム作りを国が一所懸命してくれるのだから、そう思うのも無理はないが。
料金設定は総括原価方式で、経費に何%か上乗せして料金設定できる。何にいくら使おうとその経費に上乗せ出来るのだから利益が出るし、逆に、沢山無駄遣いをした方が多くの利益金が出るという構造になっているんだからたまらない。経営にとっては涎が出そうな、おいしい制度だ。


天下りは50人だろうが100人だろうが、どうぞどうぞ。その給料が5億だろうが10億になろうがどうぞどうぞ。ついでに政治資金集めのパーティー券など何枚でもどうぞどうぞ。その分利用者からふんだくりゃいいんですから、楽なもんですよ。
町の寄付金に50億だろうが100億だろうが、原発さえ稼働させていただければいくらでもお支払いいたします。料金に上乗せすればいいんですから。それに、こちらの利益額も増えますんで。
先日は、過去10年間に6,000億円も原価を多く見積もって、その分も上乗せして料金を多くふんだくっていたのがバレてしまいましたけど。
今は、原発を再開しなければ、電気料金が15%値上げになると脅してるんですけど。うまくいったら、また、天下りだろうが、パーティー券だろうが、寄付だろうが思いのままですから。官僚様、政治家様、首長様。

原子力村の住民同士が力を合わせれば、何でもできますから。