政治家の口

政治家は解体されたマグロかま口先ばかりでさくは何もなし
最近は、スーパーでもマグロの解体で客を集めたりしている。頭と骨の部分を残し鮮やかに切り分け、身はさくにしていく。残った頭の部分かまには、とてもおいしいほほ肉やひれの部分もあるが、それを取り除くとほとんど口だけになる。何か政治家に似ているように思えて仕方がない。
どじょう内閣は震災の復興費を増税ですべて賄おうという魂胆。金魚みたいに目立たないからと、やりたい放題。聞いた話だと、水族館で肉食の魚類の餌に金魚ではなくどじょうをあげている。本当は安い金魚をあげたいが、お客さんが可哀そうだと非難するので、高いどじょうを餌にしているとのことだ。見た目に騙されないようにすることが肝心だ。
それにしても、20%削減するといった公務員の高い給料ベースはそのまま(若干下げるようにはしているようだが)。居ても居なくてもいいような国会議員の定数も減らさず、企業献金を止めるからと国民からふんだくった政党助成金も臆面もなく取りっぱなし。鳴り物入りで喧伝された天下り法人の削減も手つかず。
税金を上げる前にやる事が一杯あるだろうに。
『次の世代に負担を残さない』なんて恰好のいいこと言っているが、今ある原発を廃棄処分した後の処理には、次の世代どころか、次の次の次のずうっと後の世代まで負担を負わせているのに。
あの大災害から半年以上たっているというのに、瓦礫の処理もままならず、復興についてのグランドデザインどころか、何も決待っていない様子。援助の手も行き渡っていない所まで有るということだ。
原発事故についても、除染もせずに一部地域の避難を解除。安全なら国会をそこで開けばぁ。
仕分けで中止になったにも拘らず、朝霞の公務員住宅は工事が始まった。まるで官僚の言うがまま。少しは自分の頭で考え、行動してみたら。言い訳ばかりうまくならずに。
テレビなんかでの討論を聞くと、いっぱしのことを言っているのに、いざ実行となると、平気で前言を翻し、適当な論理を組み立てる。
本当に策は無く口ばっかり。
江戸っ子は五月の空の吹き流し口先ばかりで腸(はらわた)はなし
江戸っ子っていうのは、口ではポンポン悪態をついても、腹の中はきれいでさっぱりしていて根に持たない、ちょっとおせっかいでおっちょこちょいだけど気のいい奴、という事なんだけど。政治家はねー。