煩悩は 百と八つで 済むものを 子煩悩では １２億のかね今年も大晦日を迎えました。年を取ると年月の流れが速いと聞いていましたが、実際に自分がその年齢になってくると、その速さを実感しています。 年寄りの言うことは聞くもんです。（こんな事を言うのも…

我利我利の 亡者集いて コップ割り こぼれる水で 元も子もなしコペンハーゲンで開かれたＣＯＰ１５。なんか結論が出たんだか出ないんだかよく分からず、留意という結果で各国が数値目標を出さずに終了。各国の首脳が集まったにもかかわらず会議が決裂すると…

原爆を 受けしるくろう どれ程か 平和をねがう 山逝くを惜しむ狂歌に人の死は似合わないし、取り上げるべきではないと思っていますが、今回だけはどうしても書きたい理由がありました。 平山画伯は、日本画の第一人者であるばかりでなく、平和に対する考えや…

盗人が 自分の都合 悪くなりゃ あなたのためと 用心を説き 先日ＮＨＫの“サイエンスＺＥＲＯ”で『植物は地球を救う』というタイトルがあったのでビデオに撮って見た。植物が地球の自転の変動で太陽系からスピンアウトするのを防いだり、地球が太陽に飲み込ま…

縦に割り 横に並んで 抜け道を あけて定年 準備かんりょう日本の官僚の頭の良さは定評がありますが、世界でも群を抜いているのではないでしょうか。 縦割り行政で無駄な仕事を作り出し、横並びで一番都合の良い待遇に合わせ、さらには法律に抜け道を巧妙に作…

ふと浮かぶ 繰り言味良く 書きさばく なす術がなし 終わり待つだけ (葡萄)(蕪)(栗)(鯵)(柿)(鯖)(茄子)(梨)(松茸) 秋も終わりに近づきましたが、今頃になってこんな狂歌を作るなんて少しズレてますが、私の能力や技術の無さが如実に表れています。 何とか百首…

泣かれても 取れぬうさぎの もちつきの 欠けるばかりの かみぞうらめし今日１０月３日は十五夜、中秋の名月。残念ながらこの天候では、月は見えないでしょう(午後３時現在、東京は雨のち曇)。楽しみにしていた、というわけではありませんが(東京には空が無い…

温暖化 核廃絶と 歩みだす 小さな浜と 平和の鳥が鳩山首相が地球温暖化防止と共に世界の核廃絶にイニシアティブを取る姿勢。日本として、初めてといってもいい積極的な外交路線だ。世界中からアメリカの忠犬として見られて笑いものになっていたのとは、大違…

役人は ダムを逆さに 積み重ね わがふところに かねを引き込む八ツ場ダムの建設をめぐって大騒ぎをしている最中、千葉県では、役所の不正経理がほとんどの部署で何十年も続いていたという事が発覚した。業者に発注した商品は納入されないで、そのお金をプー…

吹くからに あきた議員を 減らしたる 今たみかぜを 嵐というらん 今回の総選挙で、民主党が３０８議席と圧勝。４年前の選挙は何だったのか、という結果になった。 まあ、自民党は４年間、衆議院の圧倒的多数に胡坐をかいて、何もしなかったというより、ちょ…

反応を 隠すためにと 逃げ回り さらに大きな 反応を呼ぶ酒井法子が覚せい剤使用の疑いで逃げ回っていたが、覚せい剤の反応が無くなるまで隠れているつもりでいたことを自供した。その間のマスコミの加熱ぶりはなんなのか、私には全く理解できなかった。ただ…

ミンミンと マイクにのって セミしぐれ 夏の終わりに ミンが変わるか８月３０日投票の総選挙に向け、本格的な選挙戦が始まった。 自民党が『責任力』などといっているのを聞くと、笑ってしまう。今までに作った５５０兆円という膨大な借金について、どのよう…

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし世に 戦なからん８月１５日。終戦記念日です。何年か前に、ある評論家だか政治家だかが、「８月１５日は敗戦記念日であり、終戦記念日と言うのはは、戦争に負けたことを隠すためだ」という様な主旨の発言をして…

金貸しの 手腕は抜群 じょうせいは そうかそうかで 名誉かいちょう大蔵商事という金融会社で手腕を発揮し、戸田城聖２代目会長に目をかけられ、第３代目創価学会会長まで上り詰めた池田大作氏。当事の学会員もそうかと認めざるを得ない情勢だったのではない…

俺からじゃ 俺からじゃないと 折れ合わず 折れぬ立場に おれば核いる１９４５年８月６日、広島に原子爆弾が投下されました。日本人なら誰でもその非人間的な兵器の恐ろしさを知っていると思っていました。 「自分から戦争を仕掛けました。あの国は生意気だし…

いつのまに フェスティバルから 公約へ 狐狸妖怪が 減る寂しさも８月３０日の総選挙に向けて、各党がマニフェストを発表した。以前は、マニフェストなどとは言わす選挙公約だった。それも、お題目のようなもので。しかも、選挙公約なんか選挙の時だけ。選挙…

ほうそうだ 昔の人は 言っていた 天に唾すりゃ じみんにかかると自民党の細田幹事長が７月２４日の報道各社のインタビューで「役員人事だろうが閣僚人事だろうがどうでもいいことだ。だけど、その方がみんな面白いんだから。それは日本国の程度を表している…

かくやくは さても知らじな 燃したのか がいむに見せず 処分かんりょう７月１０日の新聞の一面にまたしても大きく『核密約文書の破棄 指示』の文字が躍った。外務省が核持込に関するアメリカとの外交文書を破棄したのだ。彼らの頭の中はどうなっているのだろ…

公明に 幸福になどと しゃかむにに あらそう莫迦は みんなほっとけ今回の都議選に、公明党と幸福実現党が候補者を立てている。幸福実現党は、宗教団体の幸福の科学が設立した政治団体だ。それもチラシに堂々と謳っている。公明党は、創価学会が設立した政治…

総裁の 軽さそのまんま よくばるに 未練残して ひがしずむかも 東国原宮崎県知事が「私が立候補したら、自民党を勝たす」というような事を言っていた。自民党員の大多数が負けを覚悟している今度の衆院選。すごい自信というか、何というか。本当にそうなった…

自公民 小泉までも 総動員 それでも市民の 意思はよこすか６月２８日の横須賀市長選挙で３３歳６ヵ月の吉田雄人氏が現職知事を破り当選した。現役市長では３番目の若さだという。千葉市長といい、今回の横須賀市長といい、若さの勝利である。新聞にはあまり…

沖縄と 広島長崎 その日には ９条破棄者の 覇気はしずまる６月２３日、第２次世界大戦での沖縄における日本軍の大惨敗、というより、日本軍の沖縄県民大虐殺そして沖縄県民への自殺強要における多数の死者の慰霊の日である。８月６日は広島、８月９日は長崎…

バラ撒いて それでも骨は 太いぞと 福祉キリキリ 消費ゼーゼー 小泉首相の下、政府が「骨太０６」なる経済財政改革の基本方針、毎年２,２００億円の福祉の大幅切捨てと公共事業費前年比３％減そして消費税のアップ等で社会保障費の抑制や基礎的財政収支の健…

この喧嘩 ゆうせいなのは どちらかと 迷ってあそう むじょうなさいていかんぽの宿の不透明な売却問題からはじまり、東京駅前丸の内の本社ビルの工事、さらには郵便不正問題といろいろ騒がせてくれた日本郵政の西川社長と鳩山総務大臣。結局は、麻生総理が、…

若き日の 熱き血潮は いずこにか さびしからずや 髪を梳(と)く君最近、駅のトイレとか、ひどい時には建物のガラス窓に向かって、若い男が他人の眼を全く気にせず、鏡を見ながら、一心不乱に髪を直しているのを見掛ける。それも一本一本丁寧に、時間を掛けて…

犯人と 自白迫れる 警察は アシカが試験 受けても通る６月４日午後、足利事件で犯人とされ１７年間も冤罪で服役していた菅家さんが釈放された。警察の暴力的取調べに抗しきれず、やってもいたない事を自白強要され罪を認める調書を取られてしまったという。…

選挙カゼ 我が取る票は 吹き出よと テレビのＣＭ しばしとどめん５月２９日夜、麻生総理が、豚インフルエンザについて冷静に対処するよう注意を喚起するテレビコマーシャルが、まだ流れていた。神戸市では市長が遠慮がちに「とりあえず安全宣言」を出したが…

またもきた 世界があきれる 駄々っ子の 馬耳東風の 尻に乗っかる またまた北朝鮮が核実験を行なった。世界中の非難を浴びて。本当にあの国はどうかしているのではないかと思う。北朝鮮の人々も北朝鮮本国だけでなく、世界の各地に住んでいるはずですし、日本…

優勝を もうこれ以上 待てないと 思えど誰も いぬの遠吠え 五月場所が終わって、優勝したのは日馬富士。白鵬、朝青龍、日馬富士の３強による優勝争いはレベルも高く、久々に堪能しました。しかし、３人とも蒙古(モンゴル)人。 今場所は稀勢里が１３勝２敗と…

現実と 主演ドラマの 混同に 千葉の心は ちじに乱れる「完全無所属」とうたいながら、選挙期間中に自民党東京都衆議院選挙区第２支部の支部長を務めていたことが発覚し、しかも、その支部では違法献金も受けていた。今度は剣道二段が自称である事が発覚。自…